ほんとは怖い!?心臓病と歯の意外な関係とは

死亡原因2位心臓病って?

心臓は、生まれてから休むことなく働き続け、全身に血液を送り、酸素や栄養を循環させる働き者です。心臓病は死因の第2位を占めており、中でも、狭心症や心筋梗塞のような動脈硬化が原因の虚血性心疾患が増えています。加齢とともに動脈の壁が硬くなり、血管の内側にコレステロールがたまることで、血液の流れが悪くなるのが動脈硬化です。血液ドロドロで、つまりやすくなると、心臓病になるリスクが高まってきます。最近では、歯周病が大きな危険因子であることが分かってきました。

たかが歯周病!されど歯周病!!

人間の体で、一番汚れているのは、お口の中といわれています。歯周病は、歯肉が炎症を起こし、歯と歯根のすき間から出血やうみがでる病気です。その原因となるのは、歯垢(プラーク)です。食べカスと思っている方も多いのですが、実は、歯周病菌という細菌なのです。その細菌が血管の中に入り込み、血流に乗って、心臓までたどり着くというわけです。歯周病を患っている人は、そうでない人の2倍の確率で心臓発作にあう、ともいわれており、あなどれません。

お口の健康が心臓を救う?

心臓病予防として、暴飲暴食は避ける、身体的精神的ストレスをためない、禁煙する、十分な睡眠をとる、塩分は控える、適度な運動をする、などがよく知られています。生活習慣の改善を図り、歯周病や動脈硬化の予防を行うことで、心臓病のリスクを下げることができるのです。そのためにも、歯磨きは欠かせません。また定期健診に歯医者さんに通うことも大切です。お口の中をいかに健康に保つか注意することは、心臓病予防への大きなステップです。

冠動脈バイパス手術で使用されるバイパスは、手術を受ける患者の手や足から健康な血管を選んでバイパスに使用します。